本記事は、このような方に対して書いています。
私は中年です。ハンドルネームは、朝比奈宗平。私――朝比奈は映画好きで、4歳から映画を見ています。もはや何作見たのか分かりません。
そんな朝比奈は、ドラえもん映画を全部見ています。
そのような訳で今回は、ドラえもん映画一覧表を作りました。
各作品について簡単な紹介も添えていますので、ご覧になる際に参考にして下さい。
- ドラえもん映画一覧(年代順)
- 1.ドラえもん「のび太の恐竜」
- 2.ドラえもん「のび太の宇宙開拓史」
- 3.ドラえもん「のび太の大魔境」
- 4.ドラえもん「のび太の海底鬼岩城」
- 5.ドラえもん「のび太の魔界大冒険」
- 6.ドラえもん「のび太の宇宙小戦争」
- 7.ドラえもん「のび太と鉄人兵団」
- 8.ドラえもん「のび太と竜の騎士」
- 9.ドラえもん「のび太のパラレル西遊記」
- 10.ドラえもん「のび太の日本誕生」
- 11.ドラえもん「のび太とアニマル惑星」
- 12.ドラえもん「のび太のドラビアンナイト」
- 13.ドラえもん「のび太と雲の王国」
- 14.ドラえもん「のび太とブリキの迷宮」
- 15.ドラえもん「のび太と夢幻三剣士」
- 16.ドラえもん「のび太の創世日記」
- 17.ドラえもん「のび太と銀河超特急」
- 18.ドラえもん「のび太のねじ巻き都市冒険記」
- 19.ドラえもん「のび太の南海大冒険」
- 20.ドラえもん「のび太の宇宙漂流記」
- 21.ドラえもん「のび太の太陽王伝説」
- 22.ドラえもん「のび太と翼の勇者たち」
- 23.ドラえもん「のび太とロボット王国」
- 24.ドラえもん「のび太とふしぎ風使い」
- 25.ドラえもん「のび太のワンニャン時空伝」
- 26.ドラえもん「のび太の恐竜2006」
- 27.ドラえもん「のび太の新魔界大冒険 〜7人の魔法使い〜」
- 28.ドラえもん「のび太と緑の巨人伝」
- 29.ドラえもん「新・のび太の宇宙開拓史」
- 30.ドラえもん「のび太の人魚大海戦」
- 31.ドラえもん「新・のび太と鉄人兵団 〜はばたけ 天使たち〜」
- 32.ドラえもん「のび太と奇跡の島 〜アニマル アドベンチャー〜」
- 33.ドラえもん「のび太のひみつ道具博物館」
- 34.ドラえもん「新・のび太の大魔境 〜ペコと5人の探検隊〜」
- 35.ドラえもん「のび太の宇宙英雄記」
- 36.ドラえもん「新・のび太の日本誕生」
- 37.ドラえもん「のび太の南極カチコチ大冒険」
- 38.ドラえもん「のび太の宝島」
- 39.ドラえもん「のび太の月面探査記」
- 40.ドラえもん「のび太の新恐竜」
- 41.ドラえもん「のび太の宇宙小戦争2021」
- 42.ドラえもん「のび太と空の理想郷」
- 43.ドラえもん「のび太の地球交響楽」
- ドラえもん映画ランキング
- ドラえもん映画一覧作成にあたり参考にした文献
ドラえもん映画一覧(年代順)
▼ドラえもん映画一覧表
1.ドラえもん「のび太の恐竜」
項目名 | 内容 |
---|---|
公開日 | 1980年3月15日 |
収入 | 15億6000万円 |
ワクワク要素 | ★★★★★ |
ホラー要素 | ☆☆☆☆☆ |
ハラハラ要素 | ★★★★☆ |
泣ける要素 | ★★☆☆☆ |
アクション要素 | ★★★☆☆ |
ドラえもん映画の記念すべき第 1 作目となる本作。
ジョイ・アダムソンの小説「野生のエルザ」をモチーフにしているのは有名な話です。
また初めてのドラえもん映画なので、藤子・F・不二雄先生の本作に対する意欲が全編とおして感じられます。
個人的に思い出のある大好きな映画作品の一つです。
2.ドラえもん「のび太の宇宙開拓史」
項目名 | 内容 |
---|---|
公開日 | 1981年3月14日 |
収入 | 17億4000万円 |
ワクワク要素 | ★★★★☆ |
ホラー要素 | ☆☆☆☆☆ |
ハラハラ要素 | ★★★★☆ |
泣ける要素 | ★★☆☆☆ |
アクション要素 | ★★★★☆ |
本作は、西部劇をモチーフしたドラえもん映画 2 作目。
映画公開当時の社会情勢を取り入れた脚本は、子供と一緒に見る大人も十分に楽しめるようになっています。
いずれにしても見どころ満載の映画なのは間違いないですよね?
3.ドラえもん「のび太の大魔境」
項目名 | 内容 |
---|---|
公開日 | 1982年3月13日 |
収入 | 12億1000万円 |
ワクワク要素 | ★★★★★ |
ホラー要素 | ☆☆☆☆☆ |
ハラハラ要素 | ★★★★★ |
泣ける要素 | ★★☆☆☆ |
アクション要素 | ★★★★☆ |
劇場版第 3 作目の本作は、当時流行していた「川口浩探検シリーズ」をモチーフにした冒険活劇です。
確か初めて本作を見たのは、友達の家のビデオだったと思います。
ジャングルや崖を進むシーンには、とても興奮したことを覚えています。
クライマックスのギミックを知っているのに、何度見ても楽しめる映画の一つです。
4.ドラえもん「のび太の海底鬼岩城」
項目名 | 内容 |
---|---|
公開日 | 1983年3月12日 |
収入 | 10億円 |
ワクワク要素 | ★★★★★ |
ホラー要素 | ★★★☆☆ |
ハラハラ要素 | ★★★★☆ |
泣ける要素 | ★★★★★ |
アクション要素 | ★★★★☆ |
公開当時の社会情勢をモチーフにした劇場版第 4 作目。
とにかく藤子・F・不二雄先生の演出力のすごさに圧倒される作品です。
ところで、クライマックスやエンディング近くのシーンは、「のび太と鉄人兵団」の伏線になっており、その点に注目して両作品を見るのも面白いですよ。
5.ドラえもん「のび太の魔界大冒険」
項目名 | 内容 |
---|---|
公開日 | 1984年3月17日 |
収入 | 16億3000万円 |
ワクワク要素 | ★★★★☆ |
ホラー要素 | ★★★★★ |
ハラハラ要素 | ★★★★☆ |
泣ける要素 | ★☆☆☆☆ |
アクション要素 | ★★★☆☆ |
たぶん「少年時代の終わり」を、テーマにしていると思われる劇場版第 5作目の本作。
第一幕の不思議なできごとは、これから始まる冒険への期待感が高まるとともに、得体のしれない不気味さを感じさせられます。
今でも見ごたえのある作品の一つです。
6.ドラえもん「のび太の宇宙小戦争」
項目名 | 内容 |
---|---|
公開日 | 1985年3月16日 |
収入 | 11億8000万円 |
ワクワク要素 | ★★★★★ |
ホラー要素 | ☆☆☆☆☆ |
ハラハラ要素 | ★★★★★ |
泣ける要素 | ☆☆☆☆☆ |
アクション要素 | ★★★☆☆ |
再び宇宙を舞台にした劇場版第 6作目の本作。
ジオラマやラジコンの戦車など、映画の公開当時、子供心をくすぐられたことを今でも覚えています。
また、大人の恐ろしさを思い知らされた作品でもあります。
7.ドラえもん「のび太と鉄人兵団」
項目名 | 内容 |
---|---|
公開日 | 1986年3月15日 |
収入 | 12億5000万円 |
ワクワク要素 | ★★★★★ |
ホラー要素 | ☆☆☆☆☆ |
ハラハラ要素 | ★★★★★ |
泣ける要素 | ★★★★★ |
アクション要素 | ★★★☆☆ |
ロボットと聖書を題材にしたシリーズ第7作目。
2011年にリメイク版「新・のび太の鉄人兵団~はばたけ天使たち~」が公開されました。
個人的には、リメイク版よりも、脚本や登場人物に無駄のない本作の方が好みです。
新旧いずれにしても、面白いのは間違いありませんね。
8.ドラえもん「のび太と竜の騎士」
項目名 | 内容 |
---|---|
公開日 | 1987年3月14日 |
収入 | 15億円 |
ワクワク要素 | ★★★★☆ |
ホラー要素 | ★★☆☆☆ |
ハラハラ要素 | ★★★★★ |
泣ける要素 | ☆☆☆☆☆ |
アクション要素 | ★★☆☆☆ |
再び恐竜を題材にしたシリーズ第8作目。
地下世界に住居を作る展開は、大人になっても心躍ります。
クライマックスの怒涛の展開、そして危機を回避するアッと驚くアイデア(まさかアレが伏線になっていたなんて)は、藤子・F・不二雄先生ならではのものだと思います。
個人的には、リメイク版を作ってほしくない作品の一つ。
9.ドラえもん「のび太のパラレル西遊記」
項目名 | 内容 |
---|---|
公開日 | 1988年3月12日 |
収入 | 13億6000万円 |
ワクワク要素 | ★★★★★ |
ホラー要素 | ★★★★★ |
ハラハラ要素 | ★★★★★ |
泣ける要素 | ☆☆☆☆☆ |
アクション要素 | ★★★★★ |
西遊記をモチーフにしたシリーズ第9作目。
原作漫画がなく、藤子・F・不二雄先生の口述とラフ案により脚本が作られたなど、ドラえもん映画の中でも異色を放つ作品です。
「ぼく、桃太郎のなんなのさ」を彷彿させる展開、今では当たり前になったゲーム世界に入り込むなどの設定には、今でもワクワクしてしまいます。
そんな本作もリメイク版を作ってほしくない作品です。
10.ドラえもん「のび太の日本誕生」
項目名 | 内容 |
---|---|
公開日 | 1989年3月11日 |
収入 | 20億2000万円 |
ワクワク要素 | ★★★★★ |
ホラー要素 | ★★★★☆ |
ハラハラ要素 | ★★★★★ |
泣ける要素 | ★☆☆☆☆ |
アクション要素 | ★★★☆☆ |
本作は、ドラえもんの楽しさや怖さが詰まった、シリーズ第10作目に相応しい作品です。
家出後の住居や畑づくりなどには、大人になった今でもワクワクさせられます。
また「まさかドラえもんいるのに勝てないの?」という緊迫感や絶望感も味わえます。
このように本作は、ドラえもんを楽しめる映画になっていると思います。
ちなみに「のび太と雲の王国」と同じく短編マンガと地続きになっていますが、本作から短編マンガの順に繋がっている点では異なっています。
11.ドラえもん「のび太とアニマル惑星」
項目名 | 内容 |
---|---|
公開日 | 1990年3月10日 |
収入 | 19億円 |
ワクワク要素 | ★★★★☆ |
ホラー要素 | ★★★★★ |
ハラハラ要素 | ★★★★☆ |
泣ける要素 | ☆☆☆☆☆ |
アクション要素 | ★★★☆☆ |
自然破壊をテーマにしたシリーズ第11作目。
映画タイトルとは裏腹に、冒頭から謎めいた展開と、藤子・F・不二雄先生ならではのホラー要素も加わり、ドラえもん映画屈指の怖い話になっています。
12.ドラえもん「のび太のドラビアンナイト」
項目名 | 内容 |
---|---|
公開日 | 1991年3月9日 |
収入 | 17億9000万円 |
ワクワク要素 | ★★★☆☆ |
ホラー要素 | ☆☆☆☆☆ |
ハラハラ要素 | ★★★★★ |
泣ける要素 | ☆☆☆☆☆ |
アクション要素 | ★★★☆☆ |
たぶん知恵の大切さをテーマにしていると思われるシリーズ第12作目の本作。
流れるように進む物語、伏線の多さ、可哀想なしずかちゃん、無駄のないシーンなどは、ドラえもん映画の中でもトップクラスです。
特に印象的なのは、ミッドポイント辺りで四次元ポケットが無くなっているのに気づくシーン。
この展開には、大好きな「のび太の恐竜」を彷彿させられます。
いずれにせよ、何度見ても素晴らしい映画作品だと思います。
13.ドラえもん「のび太と雲の王国」
項目名 | 内容 |
---|---|
公開日 | 1992年3月7日 |
収入 | 16億7000万円 |
ワクワク要素 | ★★★★★ |
ホラー要素 | ☆☆☆☆☆ |
ハラハラ要素 | ★★★★★ |
泣ける要素 | ★☆☆☆☆ |
アクション要素 | ★★★★☆ |
映画シリーズ第13作目の本作は、過去作と異色な点が多い作品です。
例えば短編マンガと地続きになっていたり、ドラえもんが故障したりなど。
また、それらを利用したワクワク感から絶望感へのシフトは何度見返してもたまらないですね。
そんな異色の本作のため、ドラえもんファンでなくても十分楽しめる映画になっていると思います。
14.ドラえもん「のび太とブリキの迷宮」
項目名 | 内容 |
---|---|
公開日 | 1993年3月6日 |
収入 | 16億3000万円 |
ワクワク要素 | ★★★☆☆ |
ホラー要素 | ★☆☆☆☆ |
ハラハラ要素 | ★★★★★ |
泣ける要素 | ☆☆☆☆☆ |
アクション要素 | ★★★☆☆ |
映画シリーズ第14作目の本作は、前々作や前作と同じくドラえもんの恩恵を受けられない状況になる作品です。
個人的に「のび太のドラビアンナイト」から「のび太の夢幻三剣士」を「道具に頼らない4部作」と呼んでいます(『のび太のドラビアンナイト』から本作までは、敵対勢力によってドラえもんの力を封じられるが、『のび太の夢幻三剣士』では、のび太が自発的に道具を拒むという、のび太の成長物語だと考えているため)。
15.ドラえもん「のび太と夢幻三剣士」
項目名 | 内容 |
---|---|
公開日 | 1994年3月12日 |
収入 | 13億3000万円 |
ワクワク要素 | ★★★★★ |
ホラー要素 | ★☆☆☆☆ |
ハラハラ要素 | ★★★☆☆ |
泣ける要素 | ☆☆☆☆☆ |
アクション要素 | ★★★★★ |
「三銃士」をモチーフにしたシリーズ第15作目。
トリッキーな仕掛け、時代を先取りした設定などにより、とても大好きな作品です。
また藤子・F・不二雄先生の、のび太の外見モデルになっている河井さんに対する友情を感じるのは気のせいでしょうか?
何にせよ、本作もリメイクしてほしくない作品です。
16.ドラえもん「のび太の創世日記」
項目名 | 内容 |
---|---|
公開日 | 1995年3月4日 |
収入 | 12億8000万円 |
ワクワク要素 | ★★★☆☆ |
ホラー要素 | ☆☆☆☆☆ |
ハラハラ要素 | ★★☆☆☆ |
泣ける要素 | ☆☆☆☆☆ |
アクション要素 | ★★☆☆☆ |
「のび太と雲の王国」と同じく、映画シリーズ第16作目の本作も異色作です。
冒頭では、のび太がドラえもんを頼らず自分自身の力で夏休みの宿題をしようと奮闘します。
また、のび太たちは冒険せず、ほとんど傍観に徹しています。
個人的には「道具に頼らない4部作」で結婚までを経験したので、本作では創世記になぞらえて「生まれた子供の成長を見守る父親」を描いていると考えているのですが。
これらの他にも過去作とは違う点の多い作品です。
17.ドラえもん「のび太と銀河超特急」
項目名 | 内容 |
---|---|
公開日 | 1995年3月2日 |
収入 | 16億5000万円 |
ワクワク要素 | ★★★★☆ |
ホラー要素 | ☆☆☆☆☆ |
ハラハラ要素 | ★★★★★ |
泣ける要素 | ☆☆☆☆☆ |
アクション要素 | ★★★☆☆ |
映画シリーズ第17作目の本作は、ドラえもん映画の集大成、または原点回帰と言える作品です。
宮沢賢治の銀河鉄道の夜をモチーフにした宇宙旅行の話なのだが、恐竜や西部劇など過去作を彷彿させる要素があちこちに散りばめられています。
また地方経済活性化という社会問題に踏み込んでいたり、のび太の成長が窺えたりなど興味深い要素も多い作品です。
18.ドラえもん「のび太のねじ巻き都市冒険記」
項目名 | 内容 |
---|---|
公開日 | 1997年3月8日 |
収入 | 19億5000万円 |
ワクワク要素 | ★★★★☆ |
ホラー要素 | ☆☆☆☆☆ |
ハラハラ要素 | ★★★★☆ |
泣ける要素 | ★☆☆☆☆ |
アクション要素 | ★★★★☆ |
映画シリーズ第18作目の本作は、藤子・F・不二雄先生の遺作です。
個人的には、前作でドラえもん映画の1作目から9作目をまとめ、本作で10作目から16作目をまとめていると考えています。
いずれにしても色々と考えさせられる面白い作品には違いないですね。
19.ドラえもん「のび太の南海大冒険」
項目名 | 内容 |
---|---|
公開日 | 1998年3月7日 |
収入 | 21億円 |
ワクワク要素 | ★★★★☆ |
ホラー要素 | ☆☆☆☆☆ |
ハラハラ要素 | ★★★☆☆ |
泣ける要素 | ★★★☆☆ |
アクション要素 | ★★★★☆ |
映画シリーズ第19作目の本作は、藤子・F・不二雄先生没後はじめての作品です。
短編マンガ「南海の大冒険」と「無人島の大怪物」を組み合わせて話を膨らませるという、「のび太の恐竜」と同じような手法で作られています。
ドラえもん映画らしく脚本を練られているが、藤子・F・不二雄先生のそれとは明らかに違う。
ただ随所に脚本家の方の苦悩と努力が見られます。
20.ドラえもん「のび太の宇宙漂流記」
項目名 | 内容 |
---|---|
公開日 | 1999年3月6日 |
収入 | 20億円 |
ワクワク要素 | ★★★★☆ |
ホラー要素 | ☆☆☆☆☆ |
ハラハラ要素 | ★★★★★ |
泣ける要素 | ☆☆☆☆☆ |
アクション要素 | ★★★★☆ |
本作の素晴らしい点は、いつものドラえもん映画のパターンを踏襲しつつ、そのパターンを破っていることです。
これにより、見る側は否応なしに映画に没入させられます。
しかし、藤子・F・不二雄先生の脚本によるドラえもん映画とは明らかに違うように感じました。
ただ前作同様、随所に脚本家の方の苦悩と努力が見られる素晴らしい作品です。
21.ドラえもん「のび太の太陽王伝説」
項目名 | 内容 |
---|---|
公開日 | 2000年3月11日 |
収入 | 30億5000万円 |
ワクワク要素 | ★★★☆☆ |
ホラー要素 | ☆☆☆☆☆ |
ハラハラ要素 | ★★★☆☆ |
泣ける要素 | ★★☆☆☆ |
アクション要素 | ★★★★☆ |
映画シリーズ第21作目の本作は、「王子と乞食」をモチーフにした作品です。
特筆すべき点は、脚本でしょう。
まるで藤子・F・不二雄先生が作ったかと思えるリアリティと空想の絶妙なバランスの脚本でした。
しかもマヤ文明を題材に使い、物語に説得力を与えているところなんて、本当に藤子・F・不二雄先生みたいでした。
22.ドラえもん「のび太と翼の勇者たち」
項目名 | 内容 |
---|---|
公開日 | 2001年3月10日 |
収入 | 30億5000万円 |
ワクワク要素 | ★★★★☆ |
ホラー要素 | ☆☆☆☆☆ |
ハラハラ要素 | ★★★☆☆ |
泣ける要素 | ★☆☆☆☆ |
アクション要素 | ★★★☆☆ |
映画シリーズ第22作目の本作は、世界各地に残っている鳥人伝説を題材にした作品です。
前作に引き続き、まるで藤子・F・不二雄先生が作ったかと思えるリアリティと空想の絶妙なバランスの脚本でした。
出木杉君による鳥人伝説のくだりは、「もしかしたら伝説に登場する神様や妖怪は鳥人だったのでは?」と想像が膨らみます。
そんな物語に説得力を与えているところは、本当に藤子・F・不二雄先生みたいでした。
23.ドラえもん「のび太とロボット王国」
項目名 | 内容 |
---|---|
公開日 | 2002年3月9日 |
収入 | 23億1000万円 |
ワクワク要素 | ★★★☆☆ |
ホラー要素 | ☆☆☆☆☆ |
ハラハラ要素 | ★★★★☆ |
泣ける要素 | ★★☆☆☆ |
アクション要素 | ★★★★☆ |
映画シリーズ第23作目の本作は、「のび太と鉄人兵団」や「のび太とブリキの迷宮」に引き続きロボットを題材にした作品です。
しかし、それらがロボットとの対立だったのに対し、本作はロボットとの共存がテーマになっています。
分かりやすく作られたオープニングイメージに、とても好感を抱きました(藤子・F・不二雄先生とは作り方が違うのだが)。
24.ドラえもん「のび太とふしぎ風使い」
項目名 | 内容 |
---|---|
公開日 | 2003年3月8日 |
収入 | 25億4000万円 |
ワクワク要素 | ★★★★☆ |
ホラー要素 | ☆☆☆☆☆ |
ハラハラ要素 | ★★★★★ |
泣ける要素 | ★★★★☆ |
アクション要素 | ★★★★☆ |
シリーズ第24作目の本作は、てんとう虫コミックス「ドラえもん」第6巻に収録されている短編「台風のフー子」を原案にしています。
そのため、クライマックス以降の展開が容易に予測されます。
しかし、いつもと違う展開の数々により、そんな懸念は払拭され十分楽しめる作品になっていました。
そして、藤子・F・不二雄先生の偉大さを再認識できる良い作品だと思います。
25.ドラえもん「のび太のワンニャン時空伝」
項目名 | 内容 |
---|---|
公開日 | 2004年3月6日 |
収入 | 30億5000万円 |
ワクワク要素 | ★★★★☆ |
ホラー要素 | ☆☆☆☆☆ |
ハラハラ要素 | ★★★★☆ |
泣ける要素 | ★★★★★ |
アクション要素 | ★★★★☆ |
本作は、旧声優陣における最後のドラえもん映画。
短編マンガ「のら犬『イチ』の国」を原案に作成された本作は、難しいことを考えず最後まで一気に見られる作品でした。
感慨深いのは、公開当時のベテランから若手までの豪華声優の共演でしょう。
ちなみに、スネ夫と対になっているダクの声を、後にスネ夫役になる関智一さんが演じています。
これは偶然にしても面白い話ですよね?
26.ドラえもん「のび太の恐竜2006」
項目名 | 内容 |
---|---|
公開日 | 2006年3月4日 |
収入 | 32億8000万円 |
ワクワク要素 | ★★★★☆ |
ホラー要素 | ☆☆☆☆☆ |
ハラハラ要素 | ★★★★☆ |
泣ける要素 | ★★☆☆☆ |
アクション要素 | ★★★★☆ |
新声優陣になって初めてのドラえもん映画の本作。
本記事を執筆するにあたって見返したのだが、いろいろ勘違いしていた部分があることに気づきました。
例えば作画です。
本作は「作画がひどい」と言われており、筆者も同じ意見でした。
しかし、これは作画崩れではなく、「意図的に作画を変更している」のではないかと考えられます。
そのように思うのは、本作のテーマが巣立ち(または少年期の終わり)だからです。
作画がひどく(劇画風)なっているのは、大人や恐竜、現実の厳しさを現わしていると考えられます。
つまり絵を変えることによって、大人と子供(あるいは現実と理想)の対比を現わしているのではないでしょうか?
そう考えると本作の見え様が変わってきます。
映画の面白さ、楽しさを再確認させてもらえた本作に感謝します。
27.ドラえもん「のび太の新魔界大冒険 〜7人の魔法使い〜」
項目名 | 内容 |
---|---|
公開日 | 2007年3月10日 |
収入 | 35億4000万円 |
ワクワク要素 | ★★★★☆ |
ホラー要素 | ☆☆☆☆☆ |
ハラハラ要素 | ★★☆☆☆ |
泣ける要素 | ★★☆☆☆ |
アクション要素 | ★★★★☆ |
本作は、「のび太の魔界大冒険」のリメイク作品です。
オリジナル版の優れた点だった、ホラー要素が薄くなっています。
そのため、オリジナル版ほどスリルを感じません。
ちょっとした演出の違いで、映画の面白さが変わる良い例かもしれないですね。
28.ドラえもん「のび太と緑の巨人伝」
項目名 | 内容 |
---|---|
公開日 | 2008年3月8日 |
収入 | 33億7000万円 |
ワクワク要素 | ★★★★☆ |
ホラー要素 | ☆☆☆☆☆ |
ハラハラ要素 | ★★★★☆ |
泣ける要素 | ★★★★★ |
アクション要素 | ★★★★☆ |
本作は「さらばキー坊」を原案に制作されました。
そのため非常に分かりやすい内容でした。
間違いなく面白い作品だと言えるでしょう。
しかし、絵のクオリティや他作品のモノマネは、「子供だまし」のように思えます。
原案の「さらばキー坊」が優れているだけに、その点が残念でしかたありません。
29.ドラえもん「新・のび太の宇宙開拓史」
項目名 | 内容 |
---|---|
公開日 | 2009年3月7日 |
収入 | 24億5000万円 |
ワクワク要素 | ★★★★☆ |
ホラー要素 | ☆☆☆☆☆ |
ハラハラ要素 | ★★★★☆ |
泣ける要素 | ★★☆☆☆ |
アクション要素 | ★★★★☆ |
本作は、「のび太の宇宙開拓史」のリメイク作品です。
基本的にストーリーラインは変わっていないので、オリジナル版と同じくらい楽しめました。
しかし不満が一つ。
ゲスト出演者のために、新たに追加された登場人物は、あまりにも機械的で魅力が乏しいことです。
そのため、感情移入ができなかった人は多いのではないでしょうか?
実に惜しい作品です。
30.ドラえもん「のび太の人魚大海戦」
項目名 | 内容 |
---|---|
公開日 | 2010年3月6日 |
収入 | 31億6000万円 |
ワクワク要素 | ★★★★☆ |
ホラー要素 | ☆☆☆☆☆ |
ハラハラ要素 | ★★★★☆ |
泣ける要素 | ★★☆☆☆ |
アクション要素 | ★★★★☆ |
通算30作目の本作の舞台は、久しぶりの海。
どうしても「のび太の海底奇岩城」のような未知の世界での冒険を期待させられてしまいます。
そんな期待は、冒頭の「リトルマーメイド」を思わせるシーンによって、高まるとともに嫌な予感も少しずつ膨らみます。
その嫌な予感は、物語の中盤で的中。
人魚の設定や武田鉄矢さんの歌が良い素敵な作品なのに少し残念です。
31.ドラえもん「新・のび太と鉄人兵団 〜はばたけ 天使たち〜」
項目名 | 内容 |
---|---|
公開日 | 2011年3月5日 |
収入 | 24億6000万円 |
ワクワク要素 | ★★★★☆ |
ホラー要素 | ☆☆☆☆☆ |
ハラハラ要素 | ★★★★☆ |
泣ける要素 | ★★☆☆☆ |
アクション要素 | ★★★★☆ |
本作は、名作「のび太と鉄人兵団」のリメイク作品です。
そんな本作だが、オリジナル版のような傑作とは言い難いと思いました。
なぜならオリジナル版の面白さが無くなっているからです。
新たな冒頭シーンを作ったため物語の謎がなくなり、第二幕に突入するまで観客の興味を引っ張れなくなってしまっています。
また、新たなキャラクターとプロットを用意したため、リルルやクライマックスの良さが薄まってしまいました。
しかし、新たなキャラクターとプロットは、良いアイデアだと思いました。
新たなキャラクターを登場させず、リルルに新しいプロットを使えば、オリジナル版以上にクライマックスが盛り上がるように思います。
それでも本作は、十分楽しめる作品でした。
32.ドラえもん「のび太と奇跡の島 〜アニマル アドベンチャー〜」
項目名 | 内容 |
---|---|
公開日 | 2012年3月3日 |
収入 | 36億2000万円 |
ワクワク要素 | ★★★★☆ |
ホラー要素 | ☆☆☆☆☆ |
ハラハラ要素 | ★★★★☆ |
泣ける要素 | ★★☆☆☆ |
アクション要素 | ★★★★☆ |
通算32作目の本作は、「のび太の恐竜」と同じく短編マンガ「モアよ、ドードーよ、永遠に」を発展させ作られた映画です。
かつて「のび太の恐竜」で藤子・F・不二雄先生が行った手法なので、どうしても比べたり期待したりしてしまうのは仕方ない話ですよね?
――としても、「新・のび太の鉄人兵団」と同じく冒頭シーンがあることにより、物語の謎がなくなっています。
また、今後の展開が予想しやすくなっているのは残念です。
そこは、奇跡の島でゴールデンヘラクレスが飛んでいる描写にするだけで良かったように思います。
そんなことよりも2代目ドラえもんの野沢雅子さんが、子供時代の「のび太のパパ(のび太から見るとパパは先代)」を演じられるのは感慨深いですね。
この粋なキャスティングだけでも、十分見る価値のある映画です。
もちろん面白いのは、言うまでもありません。
33.ドラえもん「のび太のひみつ道具博物館」
項目名 | 内容 |
---|---|
公開日 | 2013年3月9日 |
収入 | 39億5000万円 |
ワクワク要素 | ★★★☆☆ |
ホラー要素 | ☆☆☆☆☆ |
ハラハラ要素 | ★★★★☆ |
泣ける要素 | ☆☆☆☆☆ |
アクション要素 | ★★★☆☆ |
通算33作目の本作は、完全オリジナルのドラえもん映画です。
もちろん脚本は藤子・F・不二雄先生ではありません。
しかし、どこか藤子・F・不二雄先生らしい説得力や設定の厚みを感じさせられました。
どうやら、しっかり行われた取材と作品に仕込まれたシャーロックホームズのネタによるものらしいです。
どおりで藤子・F・不二雄先生のような説得力や設定の厚みを感じる訳です。
泣きドラ要素や煩わしいギャグはなく、古き良き時代のドラえもん映画のドライなテイストを味わえる作品でした。
34.ドラえもん「新・のび太の大魔境 〜ペコと5人の探検隊〜」
項目名 | 内容 |
---|---|
公開日 | 2014年3月8日 |
収入 | 35億8000万円 |
ワクワク要素 | ★★★★★ |
ホラー要素 | ☆☆☆☆☆ |
ハラハラ要素 | ★★★★★ |
泣ける要素 | ★★☆☆☆ |
アクション要素 | ★★★★★ |
通算34作目の本作は、「のび太の大魔境」のリメイク作品です。
物語は、ほぼ原作漫画を踏襲した展開になっており、新キャラクターの登場や新展開などの大胆なアレンジはされていません。
そのため、オリジナル版を知っている人も満足できます。
しかし原作のテーマを理解しているなら、中盤以降のあるシーンは、のび太ではなくジャイアンを使うのが普通だと思いました。
この選択を誤っているため、別れのシーンの説得力が弱くなってます。
原作に忠実に作られ、リメイク作品としての完成度が高いだけに、この誤りが本当に残念ですね。
35.ドラえもん「のび太の宇宙英雄記」
項目名 | 内容 |
---|---|
公開日 | 2015年3月7日 |
収入 | 39億3000万円 |
ワクワク要素 | ★★★★☆ |
ホラー要素 | ☆☆☆☆☆ |
ハラハラ要素 | ★★★★☆ |
泣ける要素 | ★★☆☆☆ |
アクション要素 | ★★★★☆ |
通算35作目の本作は、完全オリジナル作品です。
まるで藤子・F・不二雄先生のような謎めいた冒頭シーン、些細な誤解による良質なコメディ、見ごたえのあるアクションなど、見ごたえがあり最後まで飽きさせません。
子供を意識して作ったようだが、大人も十分に楽しめる作品になっています。
個人的には、藤子・F・不二雄先生の手から離れたドラえもん映画の中で、もっとも先生の脚本に近い作品だと思っています。
36.ドラえもん「新・のび太の日本誕生」
項目名 | 内容 |
---|---|
公開日 | 2016年3月5日 |
収入 | 41億2000万円 |
ワクワク要素 | ★★★★★ |
ホラー要素 | ★☆☆☆☆ |
ハラハラ要素 | ★★★★★ |
泣ける要素 | ★★★★★ |
アクション要素 | ★★★★★ |
通算36作目の本作は、「のび太の日本誕生」のリメイク作品です。
時間配分は上手くいっていないものの、それを感じさせないテンポの良さで最後まで一気に見られます(もしかすると時間配分の不味さをテンポで解決したのかもしれない)。
他のリメイク作品に比べ、本作の改変の仕方は見事だったのではないでしょうか?
37.ドラえもん「のび太の南極カチコチ大冒険」
項目名 | 内容 |
---|---|
公開日 | 2017年3月4日 |
収入 | 44億3000万円 |
ワクワク要素 | ★★★★★ |
ホラー要素 | ☆☆☆☆☆ |
ハラハラ要素 | ★★★★☆ |
泣ける要素 | ☆☆☆☆☆ |
アクション要素 | ★★★★☆ |
通算37作目の本作の舞台は、南極と10万年前の古代都市。
リングや古代都市、パオパオなど次から次へと謎が提示され、どんどん映画の中に引き込まれました。
そんな演出には、藤子・F・不二雄先生の脚本をを彷彿させられます。
押しつけがましい「ドラ泣き」はないところも、藤子・F・不二雄先生時代のドラえもん映画のようです。
とにかく大人も十二分に楽しめる逸品だと思います。
38.ドラえもん「のび太の宝島」
項目名 | 内容 |
---|---|
公開日 | 2018年3月3日 |
収入 | 53億7000万円 |
ワクワク要素 | ★★★★★ |
ホラー要素 | ☆☆☆☆☆ |
ハラハラ要素 | ★☆☆☆☆ |
泣ける要素 | ★☆☆☆☆ |
アクション要素 | ★☆☆☆☆ |
藤子・F・不二雄先生が良く使っていた、冒頭の「お約束シーン」がありワクワクしました。
しかし、題材にしている宝島の必要性が薄いのは残念。
個人的には、大泉洋さんの声の演技と、のび太とパパのやり取りだけで満足できる作品でした。
39.ドラえもん「のび太の月面探査記」
項目名 | 内容 |
---|---|
公開日 | 2019年3月1日 |
収入 | 50億2000万円 |
ワクワク要素 | ★★★★★ |
ホラー要素 | ☆☆☆☆☆ |
ハラハラ要素 | ★★★★☆ |
泣ける要素 | ☆☆☆☆☆ |
アクション要素 | ★★★★★ |
「もしかして藤子・F・不二雄先生が脚本?」と思わされるくらいワクワクしました。
タレントの演技も気になりません(吉田鋼太郎さんと酒井藍さんの演技は秀逸)。
ところで、「脚本に無理な展開が何度もある」という意見があるみたいですが、そのような点は見受けられないように感じました。
本作は、原作の短編マンガや映画ドラえもんのオマージュも多く、お涙頂戴的な演出もなかったので、個人的には好印象の作品でした。
40.ドラえもん「のび太の新恐竜」
▼のび太の新恐竜の概要
項目名 | 内容 |
---|---|
公開日 | 2020年8月7日 |
収入 | 33億5000万円 |
監督 | 今井一暁 |
脚本 | 川村元気 |
音楽 | 服部隆之 |
主題歌 | Mr.Children「Birthday」、「君と重ねたモノローグ」 |
テーマ | 人と人の違いをプラスに考えよう |
主な舞台 | 現代、ジュラ紀、白亜紀 |
原作の有無 | あり。大長編「のび太の恐竜」 |
ワクワク要素 | ★☆☆☆☆ |
ホラー要素 | ☆☆☆☆☆ |
ハラハラ要素 | ★★☆☆☆ |
泣ける要素 | ★★★☆☆ |
アクション要素 | ★★★★☆ |
のび太の新恐竜の感想
本作は、「のび太と竜の騎士」と「のび太と翼の勇者たち」の要素が加えられた、「のび太の恐竜」のリブート作品です。
「のび太の恐竜」のテーマだった巣立ちから、進化(希望かも?)に変更されています。
そのため「のび太の恐竜」にあった大人との対立はなくなり、のび太とキューの対立構造に置き換わっています。
批判的な意見が多い(確かに脚本や音楽に問題あり)ようですが、個人的には楽しくて泣ける作品でした。
41.ドラえもん「のび太の宇宙小戦争2021」
項目名 | 内容 |
---|---|
公開日 | 2022年3月4日 |
収入 | 26億9000万円 |
監督 | 山口晋 |
脚本 | 佐藤大 |
音楽 | 服部隆之 |
主題歌 | official髭男dism「Universe」 |
テーマ | 自分に正直に生きる、人を思いやる気持ちが一番大切 |
主な舞台 | 地球、宇宙、ピリカ星 |
原作の有無 | あり。大長編「のび太の小宇宙戦争」 |
ワクワク要素 | ★☆☆☆☆ |
ホラー要素 | ☆☆☆☆☆ |
ハラハラ要素 | ☆☆☆☆☆ |
泣ける要素 | ☆☆☆☆☆ |
アクション要素 | ★★☆☆☆ |
のび太の小宇宙戦争2021のあらすじ
ある日、のび太は学校で出木杉からユートピアの話を教えられ、自分もそんな理想郷で暮らしたいと思う。昔から各国にユートピアの作り話があり、ユートピアを探してみることにする。家で壊れた道具を整理しているドラえもんを見たのび太は、0点のテストを「四次元ゴミ袋」に投げ入れようとするが、ドラえもんに止められる。裏山でのんびりしているのび太は、青い虫で目が覚め、空に浮く三日月形の島に気付く。そこでドラえもんは「タイムツェッペリン」を購入し、しずか・ジャイアン・スネ夫を加え、天気雨が降って虹が出た時、5人で裏山からユートピアを探す旅に出る。
のび太の小宇宙戦争2021の感想
基になっている「のび太の宇宙小戦争」を、リアルタイムで見ているので不満が多い作品。
例えば追加キャラクターを活かせていないこと、原作と過去作で張られている伏線がないことなど。
絵のクオリティが高い作品ではないので、本当に残念でしかたありません。
あと武田鉄矢さんの少年期を使ってほしかったです。
42.ドラえもん「のび太と空の理想郷」
▼のび太と空の理想郷の概要
項目名 | 内容 |
---|---|
公開日 | 2023年3月3日 |
収入 | 43億4000万円 |
監督 | 堂山卓見 |
脚本 | 古沢良太 |
音楽 | 服部隆之 |
主題歌 | NiziU『Paradise』(ソニー・ミュージックレーベルズ) |
テーマ | 自分らしさ、多様性 |
主な舞台 | 空、パラダピア |
原作の有無 | なし。オリジナルストーリー |
ワクワク要素 | ★★★☆☆ |
ホラー要素 | ☆☆☆☆☆ |
ハラハラ要素 | ★★★☆☆ |
泣ける要素 | ★☆☆☆☆ |
アクション要素 | ★☆☆☆☆ |
のび太と空の理想郷のあらすじ
ある日、のび太は学校で出木杉からユートピアの話を教えられ、自分もそんな理想郷で暮らしたいと思う。昔から各国にユートピアの作り話があり、ユートピアを探してみることにする。家で壊れた道具を整理しているドラえもんを見たのび太は、0点のテストを「四次元ゴミ袋」に投げ入れようとするが、ドラえもんに止められる。裏山でのんびりしているのび太は、青い虫で目が覚め、空に浮く三日月形の島に気付く。そこでドラえもんは「タイムツェッペリン」を購入し、しずか・ジャイアン・スネ夫を加え、天気雨が降って虹が出た時、5人で裏山からユートピアを探す旅に出る。
のび太と空の理想郷の感想
個人的には、声優陣が変わってからのドラえもん映画の中で屈指の面白さでした。
まず驚いたのは、初期のドラえもん映画を彷彿させる「静かに迫ってくる脅威」です。
それを、近年のドラえもん映画に期待していなかったので、本当に驚いたし震えました。
他にも過去作を彷彿させる展開に、思わず声を上げそうになりました。
しかし終盤のアレは「ない」方が、映画作品として良かったと思います。
ちなみにアレは、ドラえもんのお約束のことではありません。
▼のび太と空の理想郷に関する記事
43.ドラえもん「のび太の地球交響楽」
▼のび太の地球交響楽の概要
項目名 | 内容 |
---|---|
公開日 | 2024年3月予定 |
収入 | - |
監督 | 今井一暁 |
脚本 | 内海照子 |
音楽 | 服部隆之 |
主題歌 | Vaundy『タイムパラドックス』(SDR) |
テーマ | 音楽 |
主な舞台 | 地球、惑星ムシーカ |
原作の有無 | なし。オリジナルストーリー |
ワクワク要素 | - |
ホラー要素 | - |
ハラハラ要素 | - |
泣ける要素 | - |
アクション要素 | - |
のび太の地球交響楽のあらすじ
のび太の地球交響楽のあらすじは次の通りです。
▼のび太の地球交響楽のあらすじ
音楽会に向むけて、苦手なリコーダーの練習をしているのび太。 その前にあらわれた不思議な少女・ミッカは、のび太たの吹くのんびりのんきな「の」の音を気に入り、音楽がエネルギーになる惑星でつくられた“音楽【ファーレ】の殿堂”にドラえもんたちを招き入れる。 ミッカはこの殿堂を救うため、一緒に演奏をする音楽の達人【ヴィルトゥオーゾ】を探していたのだった! ひみつ道具「音楽家ライセンス」を使って楽器を選び、ミッカと共に演奏することで、 少しずつ殿堂を復活させていくドラえもんたち。 しかし、世界から音楽を消してしまう不気味な生命体が迫ってきて、地球にも危機が・・・!! はたして、“音楽の未来”、そして地球を救うことができるのか!?
のび太の地球交響楽の感想
映画シリーズ第43作目は、音楽をテーマにした作品です。
ゲストに抜群に歌の上手い芳根京子さんを迎える本作は、どんなものになるのでしょうか(たぶん生命体に奪われた音楽に関わる誰かを奪還する話になると思います)?
個人的には、歌唱力のある芳根京子さんに歌を披露してほしいですね。
本当に楽しみです。
▼のび太の地球交響楽に関する記事
ドラえもん映画ランキング
ドラえもん映画を、次のように分けてランキングしました。
このランキングは、あくまで筆者が好きなドラえもん映画のランキングです。そのため他の方の好きなドラえもん映画の作品を否定するものではありません。ご理解の程よろしくお願います。
ドラえもん映画好きな作品ランキング(総合)
ドラえもん映画好きな作品ランキング総合の部は次の通りです。
▼ドラえもん映画好きな作品ランキング表(総合)
ドラえもん映画好きな作品ランキング総合の部は、このようになっています。
旧ドラえもん映画好きな作品ランキング(第2作1期|のぶドラ)
ドラえもん映画好きな作品ランキング第2作1期(のぶドラ)の部は次の通りです。
▼旧ドラえもん映画ランキング一覧表
ドラえもん映画好きな作品ランキング第2作1期(のぶドラ)の部は、このようになっています。
新ドラえもん映画好きな作品ランキング(第2作2期|わさドラ)
ドラえもん映画好きな作品ランキング第2作2期(わさドラ)の部は次の通りです。
▼新ドラえもん映画ランキング一覧表
ドラえもん映画好きな作品ランキング第2作2期(わさドラ)の部は、このようになっています。
ドラえもん映画名作ランキング(総合)
ドラえもん映画名作ランキング(総合)は、次のような基準で作りました。
- 脚本の作り込まれているか
- 原作者の意図は反映されているか
- 原作設定に準拠されているか
- 音楽に工夫あるか
- 絵は公開当時において高水準か
ドラえもん映画名作ランキング(総合)は、このような基準で作りました。
ドラえもん映画名作ランキング(総合)は次の通りです。
▼ドラえもん映画名作ランキング一覧表(総合)
ドラえもん映画好きな作品ランキング総合の部は、このようになっています。
旧ドラえもん映画好きな作品ランキング(第2作1期|のぶドラ)
ドラえもん映画好きな作品ランキング第2作1期(のぶドラ)の部は次の通りです。
▼旧ドラえもん映画ランキング一覧表
順位 | タイトル |
---|---|
1 | ドラえもん のび太の恐竜 |
2 | ドラえもん のび太の宇宙開拓史 |
3 | ドラえもん のび太の大魔境 |
4 | ドラえもん のび太の海底鬼岩城 |
5 | ドラえもん のび太の魔界大冒険 |
6 | ドラえもん のび太の宇宙小戦争 |
7 | ドラえもん のび太と鉄人兵団 |
8 | ドラえもん のび太と竜の騎士 |
9 | ドラえもん のび太のパラレル西遊記 |
10 | ドラえもん のび太の日本誕生 |
11 | ドラえもん のび太とアニマル惑星 |
12 | ドラえもん のび太のドラビアンナイト |
13 | ドラえもん のび太と雲の王国 |
14 | ドラえもん のび太とブリキの迷宮 |
15 | ドラえもん のび太と夢幻三剣士 |
16 | ドラえもん のび太の創世日記 |
17 | ドラえもん のび太と銀河超特急 |
18 | ドラえもん のび太のねじ巻き都市冒険記 |
18 | ドラえもん のび太の太陽王伝説 |
20 | ドラえもん のび太の宇宙漂流記 |
21 | ドラえもん のび太とロボット王国 |
22 | ドラえもん のび太とふしぎ風使い |
23 | ドラえもん のび太のワンニャン時空伝 |
24 | ドラえもん のび太の南海大冒険 |
25 | ドラえもん のび太と翼の勇者たち |
ドラえもん映画一覧作成にあたり参考にした文献
こちらの記事を作成する際、参考にした文献は次の通りです。
文献名 | TV朝日 |
---|---|
著者名 | 不明 |
記事名 | 映画ドラえもんコレクション |
提供日 | 不明 |
閲覧日 | 2023年11月16日 |
文献名 | Wikipedia |
---|---|
著者名 | 不明 |
記事名 | ドラえもん映画作品 |
提供日 | 不明 |
閲覧日 | 2023年12月4日 |